2019年12月17日火曜日

12月16日 天白農園日記 堆肥の買い出し

 今日の朝、板野指導員から「安城農林に聞いたら、今日なら堆肥の在庫があるそうです。」との電話がありました。
 以前からば板野指導員さんから「”安城農林製の牛糞堆肥は安くてよく効く”との評判で知力の落ちた天白農園に入れるといいですね。」という評判は伺っていたので、急遽行くことにしました。
 国道23号線の大高インターで落ち合い、一路安城農林高校へ!
 正門は威厳のある風情で歴史を感ずる佇まいです。
 坂野指導員は毎年来ているので迷わず堆肥置き場に、車に積める限度の50袋を購入し、それぞれの車に積載許容範囲で積み込んでもらいました。
板野車
藤井車
代金の支払いは職員室でと案内され、玄関に入るとこれまた歴史を体感する風情!
玄関ホールの西側に立派な一枚板に堂々たる書体で
礼節を正し廉恥を重んじ信義を尚ぶべし
1 国家社会に貢献せんことを庶幾ふものは勤労を以て身をならすべし
1 利を忘るべからざるも尚之が為めに他の迷惑を招くことあるべからず
1 共同一致が成効の基たるを覚知すべし
要は只誠意にあり
と書いてあるのが目に飛び込んできます。昔の文章なので難解!
安城農林のHPによれば
校訓の解釈
1 「礼節を正し、廉恥(れんち)を重んじ信義を尚ぶ(たっとぶ)べし」
 礼儀をわきまえ、節度ある態度で自分の行いを正しくし、清潔で恥を知る心を大切と思い、約束を守り務めを果すことを尊いとおもいなさい。
1 「国家社会に貢献(こうけん)せんことを庶幾(こいねが)ふものは勤労を以(もって)身をならすべし」
 国家社会に貢献したいと心から願うものは、自ら勤労をすることにより、心身を鍛練しなさい。
1 「利を忘るべからざるも尚之(なおこれ)が為(ため)に他の迷惑を招くことあるべからず」
 利益を追求していくことは大切ですが、このことを追い求めるあまりに、周囲の人々に迷惑をかけることをしてはなりません。
1 「共同一致が成効の基(もとい)たるを覚知(かくち)すべし」
 皆が心をあわせて協力してものごとにあたることが、ものごとを立派に成功完遂させる基礎であることを、皆がよく自覚し理解するべきである。
「要は只ただ誠意にあり」
重要であり大切なことは、なにごとにおいても誠意をもってあたることです。
 この言葉ほど、本校卒業生に徹底したものはありません。
先の条文の一部または全部を忘れたとしても、この最後の言葉を忘れるものは一人もいないといっても過言ではないのです。
これこそ安城農林の教育の真髄であり、農林魂の核心と言ってもいいのです。
 この精神は、卒業生の人格形成にまで大きな影響を与えています。
 農業を通して人間をつくる本校人間教育のバックボーンとして、末永く継承されるでしょう。
と説明してありました。安城農林高等学校は明治34年創立です。

堆肥は、そのまま天白農園に運び、A区画とD区画近くに荷下ろししました。山内さんにも車から降ろす手伝いをして頂きました。
冬の作業で畑にすき込む計画です。




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