これ以上ない研修日和に恵まれ、駒ヶ根の伊那食品工業”かんてんぱぱ・マルスウイスキー”の両社で研修会を行いました。
ご参加いただいたのは(順不同敬称略)
野良サポーター
山内君子、石川君子、石川博恵・真親子、川原田淳・みどり夫妻、久野久代、黒木真澄・佳子夫妻、一柳初美、鈴木豊、小林恵子・真悠子親子、高柳貴、堀不二子、渡辺道代、土井典江、岡崎幸三、酒井徳子
農業研究会
岩間造園㈱加藤正二、㈱大島造園土木渡瀬敏雄、㈱山田組毛利尚弘・藤井博治
です。
定刻通り07:30平針駅出発、車中で、名古屋建設業協会を代表して、岩間造園加藤正二さんより「日頃の野良サポーターの皆様の活動に感謝いたします。」旨の挨拶をいただき、次いで総料理長兼農業指導員の山内君子さんより、今までの総括と今後の行事予定などについてのお話しがありました。
途中松川インター前で事故渋滞がありましたが、ほぼ順調に行事を進行させることができました。
現地では、駒ヶ根と宝剣岳が美しい姿を見せて一行を歓迎してくれました。
駒ヶ根研修会の企画は、川原田淳・みどりご夫妻に計画していただき、現地の手配や案内を一手に引き受けたいただき有意義な研修会となりました。
最初に訪れたのは、伊那食品工業の施設”かんてんぱぱミュージアム”広大な敷地の中に工場や売店、博物館などが点在し別天地にまぎれこんだ感じです。
川原田淳さんの説明によれば、伊那食品工業の企業理念は”人を幸せにすること”だそうです。
社員を幸せにする。顧客を幸せにする。地域社会を幸せにする。
これを貫いていれば、会社は周囲から尊敬される存在になる。これこそが一流の証だ!
と、会長の塚越寛さんがおっしゃっているそうです。
ちなみに、ミュージアムは一流の公園よりも整備され、隅々まで清掃がゆきとどき、特にトイレの清潔さは群を抜いています。社員は早朝に誰に言われるまでもなく早朝出勤し、このような環境整理を行っていらっしゃるとお聞きしました。
また、「交通事故防止のため車で出勤する際には、遠回りでも左折のみで出勤できるように通勤経路を決めている(右折時の事故が多いため)、積雪時のスリップ事故防止のために、雪用タイヤを会社が無料で支給している」など、社員と地域のために会社が心配りをしている事例を紹介していただきました。
便器の上にこんな張り紙がありました。
敷地内には”野村陽子植物細密画館”があり、その精緻な画風に圧倒されました。
説明によると45歳になってかからこの道に進まれたそうで、物事を始めるのに早い遅いは無いようですね!
熱い思いに浸りながら、昼食会場へ💛
駒ヶ根ロープウエイ乗り場近くの”東右衛門”藁ぶきの古民家風食堂で、ソースカツどんが売りです。
店の入り口には足湯があり、みなさんこの笑顔です。
次の研修先は”本坊酒造㈱信州マルス蒸留所”創業者は、朝ドラ”マッサン”にウイスキー留学を命じた岩井喜一郎氏だそうです。
時代の変わり目に先見性を持った経営者の足跡がここにもありました。
就農平均年齢68歳という先の見えた日本農業の変わり目を、研修生の皆さんにはどのように映ったでしょうか?
一連の研修が終了し、絶景ポイントでの集合写真です。
山麓の紅葉も下山をはじめているようです。
このあと、名湯”こまくさの湯”で研修の疲れを落として、一連の行事を終了し、現地で川原田夫妻の見送りを受けて帰路につきました。
車中で、名建協農業研究会の渡瀬さんから、天白農園の発足から現在までの経過や野良サポーターの役割についての説明と山内総料理長兼農業指導員から11月3日及び11月14日芋煮会行事についての役割分担の説明がありました。
この件については、11月3日の作業日に具体的な打ち合わせを行う予定です。
追記
研修会に当たり、安全運転でマイクロバスを運転していただいた㈱山田組毛利尚弘さん。行先地での乗車時人数確認を行っていただいた、石川・小林両若手サポーターのおかげで無事に研修を終えることができました。ありがとうございました。
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